キハ１２０系単両を“train”とは呼べない。連結すれば別だが“car”だろう。在来線の通常車両に比べ車体がやや小ぶり。全長は約１６メートル。直６の１１リッター３３０馬力エンジン搭載のバスといった風情である。実際にバスの部品を使用。乗降口の扉は折りたたみ式となっている。ディーゼルと言うと「鈍足」の二文字が浮かぶが、北海道には「マッチョ」が存在する。キハ１８３系は、インタークーラ付き３０リッター水平対向１２気筒６６０馬力を装備。４６トンのボディーを難なく加速。最高時速１３０キロで、札幌・函館間３１８．７キロを最短３時間で結ぶ俊足の持ち主。在来線の表定速度日本一の座を占めるのは「電車」ではない。もっとも、事故多発で現在は減速中。話は関西本線に戻る。パワーは１８３系の半分でも１２０系の自重は２７トンと軽い。軽快に走るから、「軽量スポーツカー」とも言える。加茂を出て２分ほど経つと木津川左岸沿いに進む。左手は眺めの良い清流だが、右手は崖。落石防護柵が断続。特に危険な場所か、ロックシェッドも見かける。関係者なら、雨量の多い時期は決して心が安まらないだろう。
「と」になると自分は良いけど相手は困る
選挙じゃなくて将棋の話
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『お腹が悪い汗（オナカガワルイアセ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：面目が立たない。
