まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

大回り(13)

ウィークデイの午後ということもあり、JR難波行き1427Tはがら空き。そろりそろりと五位堂に向かう。地名に「堂」が入っている。かつては神仏を祭る建物があったのだろうくらいに思っていたが、どうもハズレらしい。住吉区にある帝塚山古墳と関係する。被葬者の大伴金村は、大和朝廷時代の豪族。朝鮮経営でつまずく以前は、大連として権勢を張った。その末裔に「五位殿某(ごいどのなにがし)」という人物がいて、当地と縁があったという。「五位殿」が訛って「五位堂」になったとか。香芝市HPの受け売り。五位堂を過ぎると、近鉄大阪線が再び右から寄り添ってきて和歌山線の上を跨ぐ。鉄道でも道路でも、後からできた方は「先輩」に「敬意」を表すのがしきたり。もちろん、敬礼などはしない。交差する際に高架で越えたり地下に潜ったりするのである。和歌山線の内、王寺・高田間の開業は、日清戦争を3年遡る1891(明治24)年。近鉄の前身の大阪電気軌道が、上本町・八木間を全通させたのは1927(昭和2)年。単線の和歌山線だが、複線の近鉄より36年「先輩」という訳だ。もっとも、輸送力ではとても太刀打ちできない。県庁勤務のKIさんも近鉄ファン。高田から乗車し、西大寺経由で通勤しているという。14:24の王寺到着までに、中和幹線、西名阪、R25などが和歌山線に「敬意」を払った。


   高揚し「リオ」を叫んだロゲ異変
   トーンダウンし「東京」伝う


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『泣き言が憂い(ナキゴトガウレイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:行き詰まる。