健診無しでの加入可を謳ったり、持病持ちを歓迎したり、民間医療保険が花盛りである。健康な人に沢山加入して貰って保険料を吸い上げれば、事故も少ないから会社も儲かるに違いない。が、給付金増加に結びつきかねない、年寄りの病人や半病人をわざわざ呼び込む魂胆は何か。赤字をたれ流したまま、保険会社が「奉仕」を続けるはずがない。すべて織り込み済みで、高めに設定した保険料で対応しているのだろう。契約開始前に発病していた疾病及びそれと医学上重要な関係にある疾病には給付金は下りない。免責期間に発病しても、当然給付は受けられない。まだある。加入時に告知した健康状態に事実と合致しない点があれば、告知義務違反となるのは契約者側である。保険会社は二重三重の防備を固めた上で、加入を呼びかけているのだろう。引っ掛かるのは「〇ヌケ」だけか。
逆梁を
吹き抜ける風
秋近し
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『灘の水田でいね（ナダノミズタデイネ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：油断のならない者だ。
