まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

全米桜祭り(5)

「米国側の焼却処分はもっとも。一度の失敗に懲りずに、再度試みるべきだ。その際、害虫がないようにすべきであり、米国内の運賃も日本側が負担すべき」と本省に進言したのは、内田康哉駐米大使。高平小五郎の後任である。焼却の通告から1週間も経たない1910年1/31付だから、行動が早い。外務省の意向を汲んだ東京市は、4月に運賃を含めて再予算化。最初に苗を育てた造園業者が当初は過失を認めなかった経緯もあり、東京市は、サクラの権威である船津静作氏、三好学東大教授などの協力を仰ぐ。害虫がつかないよう、農商務省の試験場で特別丁寧に栽培された3020本の苗がワシントンに到着。記念の植樹を行ったのは、大統領夫人ヘレン・タフトと駐米大使夫人珍田いわ。101年前の3/27のことだったという。


   逆梁と部屋壁はざま行く風の
   涼しさ倍加撒水すれば


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『唾液専門医(ダエキセンモンイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:与えられた円と同面積の正方形を作図する問題。