まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ドライブ1868キロ(19)

夕暮れ時の新潟JCT磐越道から北陸道に入る。それまで北西に進んでいたのが、一転南西に向かい始める。神無月の夕日が眩しい。バイザーを下げ慎重運転を続ける内に、上越新幹線が左から寄り添ってくる。急に道路の目隠しがなくなると、そこが信濃川。我が国第一の長流で367キロを誇るが、ナイルに比べれば1/18でしかない。ツツガムシ病の発生地としても知られ、明治以降も多くの死者を出している。ツツガムシ病は、新潟、山形、秋田の河川流域に発生する風土病。治療法がなかった頃は、3人に1人の割で死に至ったという。今日では発生地が拡大。患者は、北海道以外の全都府県に及ぶ。データは府立公衆衛生研究所HPから。
ツツガムシリケッチア(細菌より小さく、ウイルスより大きい病原体)を持った、ツツガムシ(ダニの幼虫でわずか0.3ミリ)に咬まれて感染。5日〜14日の潜伏期間を経て発症。発疹が特徴。頭痛、高熱、悪寒、関節痛、筋肉痛を伴う。見つかりにくいが、肌に刺し口がある。テトラサイクリン系抗生物質投与が有効。治療が遅れると、死亡率が高まる。年間500名〜1000名が罹患。大阪では、北摂、生駒、和泉山系でのキャンプやレジャーによる野外活動の際に感染している。予防には、夏でも長袖長ズボンを着用し虫除けスプレーを使用。直接地面に座ったり、寝ころんだりはしない。必ず敷物を使用し、衣類を草むらには置かない。帰宅後、すぐに入浴。新しい衣類に着替える。
幸せなことに、現在「人込み恐怖症」以外にこれといった持病はない。強いて言えば、急性の「病院検査不適応症候群」くらいか。「枯れ草」ベッドが大好きだが、「草むら恐怖症」を患いそうな話である。


   いっときの
   「乗り」で横綱
   張るな富士


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『寺門異常だ(ジモンイジョウダ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:狩猟採集生活。