「百聞は一見に如かず」を実感。自分でハンドルを握り、太平洋側から日本海側に抜けてみての感想。小縮尺でしか東北地方を眺めたことがない「よそ者」である。いわきから会津に向かって緩やかに標高が上がっていくのだろうという勝手なイメージで福島県を見ていた。が、実際には猪苗代湖の湖面(514メートル)が突出して高い。生駒山(642メートル)には及ばないが、二上山雄岳(517メートル)とほぼ同じ高さに位置。運転していても湖の東西で上り下りがはっきり分かる。会津若松ICは198メートルと意外に低い。と言っても、奈良県庁の91メートルに比べれば2倍を超える。会津は翌週からぐんと冷え込むことになるのだが、10/3の最低気温は17度。薄曇り。紅葉にはまだ早い。緑濃い磐越道を西進。トンネルを抜け出ると、予期せず磐梯山が視界に飛び込んできた。感動的。磐越西線が全通するのは1914年。1915年に帰郷した際には、英世も恐らく車窓から眺めたであろう光景である。山腹の傷跡はスキー場か。9時半前、がらがらの駐車場に到着。早過ぎたと思ってボディを拭っていたら、意外にも見学OK。開館時刻が8:30と早めなのは、遠足の定番コースになっていることの証だろう。
「怒」と「哀」が
抜けりゃ暮らしは
「喜」「楽」なり
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『親切叔父、湯受けん(シンセツオジユウケン)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:絶対主義国家。