南に１キロほどの所に舘山寺温泉。近年の売り物は、ウナギに代わって遠州灘天然ふぐ。１人２万７千円（一泊二食）くらいから。現役ならともかく、引退した身には高嶺の花。帰阪したら、養殖物で代償行動に及ぶか。生唾の出そうな話だが、ぼうっとした状態に陥らぬようにするには唾を出すのが一番。カロリーメイトと熱いお茶を頂く。（頭の中と現実とでは月とスッポンやな、まちゃつ）浜名湖SA到着と聞くと、随分遠くまで来た感じになる。だが、桜土浦ICまでの距離（５８０キロ）の４割を終えたに過ぎない。まだ半分以上が残っている。予定の午前５時に到着する義務などないものの、都心は未明に通過したい。「駐車場」と化した首都高の走行など願い下げ。金を出すからには、適度のスピードを味わいたい。あまりゆっくりはしていられない気分になり、０：１０出発。プラスアルファで快調に飛ばし始める。前後に走行する車両が見えない。宮崎自動車道並みに空いている(^o^)。三ヶ日JCTで路面のきれいな新東名を選択したドライバーが多かったに違いない。しめしめである。三方原PAが近づくと「家康が信玄に大敗」、磐田ICでは「右手にスズキの工場。南にヤマハスタジアムがあるはず」、掛川ICに差し掛かると「戦国の世には山内一豊の居城」、牧ノ原ICを通過すると「旧大井川の三角州」などと独り言つ。居眠り防止。助手席の隊長も心配だからか、相づちを打つ。暗闇を４０分少々走った頃、退屈しかけている自分を自覚。休憩のタイミングには早過ぎるが、日本平PAに入って仮眠を取ることに決める。今夜はトラックばかりで長距離夜行バスを１台も見かけないなァと思っていたら、手洗い近くに駐車しているE鉄バスを発見した。
この次は
俺の番かと
玉子焼き
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『桂、開けん（カツラアケン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：少しも気にしない。
