まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

タービン型ジャンクション

南北方向に延びる第二京阪が、東西方向に延びる京滋バイパスの下を潜る形で十文字に交差する久御山JCT。道路地図でも美しいタービン型をしているのが分かる。タービン型というのは、首都圏で言えば三郷JCTに見られるタイプ。建設費はお安くないものの、取得用地がクローバー型よりは少なくて済むため増加傾向にあるらしい。それぞれの進行方向にはアルファベットの“r”を拡大して、ちょっと左に傾けた形状の「優雅な」渡り線が取り付けられている。4つ揃うとタービンに使用される羽を連想させる。上手いネーミングやねェ。ドライバーに優しくもある。左車線から分岐した後は、「上り」か「下り」かの方向を選択するだけで自然に合流できる。(そんなん当たり前やろっ!)という声が聞こえてきそうだ。そういう向きは、同じ十文字でも東北道磐越道とが交差する郡山JCTを走行してみればよい。出来の違いに愕然とするはずである。郡山JCTは、ダブルトランペット型の代表。左車線から分岐するところまでは、タービン型と同じ。その後「上り」か「下り」かの方向を選択をする際に、同時に元の対向車線から分岐してきた車両も合流してくる構造となっている。進む方向の選択によっては、短い距離で互いに相手レーンへの進路変更を余儀なくされる。ジャンクションの中程で各車のコースが交差するから、事故も起きやすい。方向感覚が掴みにくいというおまけもつく。東北道を北上してきたドライバーが西の会津方面に進むとしよう。車の向きは、北、北西、西、南西、南、南西、西、北西、西へと変化。タービン型なら、北、北西、西でお仕舞いである。建設費を安く上げることも大切だが、事故を減らすことはもっと重要やおまへんか。


   お馴染みの
   シーンに食傷
   「八重」こける


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『販売散る(ハンバイチル)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:♪雪が溶けて川になって流れてきます。つくしの子がはずかしげに顔を…。