ディーラーに持ち込み、サービスマンに経緯を話す。が、１時間待っても原因は判明しない。多分JAFの隊員と同じことをやった上で、水槽にでも沈めているのであろう。バルブコア（自転車タイヤの虫ゴムみたいなもの）の不良と判明するのは、９０分後。思い当たる節があった。時折かすかな金属音がするようになったのは、その前年の秋。後部座席中央下部から聞こえてくる。ショックアブソーバーが働いた際に発生することが多く、小さく「キン！」と鳴る。その時もディーラーに持ち込み調べてもらったが、不具合は発見できない。市内を走らせ音が発生するのは確認できたものの、原因は不明のまま。様子を見ることになったのである。後から考えれば「キン！」は「虫」の知らせであり、タイヤから微量の空気が漏れる音だったのだが、ドライバーはもとよりプロも気づかなかった訳だ。サービスマンの若さ故か。購入後３万キロにも満たない時期だが、修理の工賃と部品代を負担することになったのは消費者側。KB１にこんなことが起きるようでは、生産中止も止む無しか(T_T)。
行く春や
高見国見の
かすむ頃
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『独り身の葦簀や（ヒトリミノヨシズヤ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：老人に不似合いな危ういことをする。
