出発１０日前になってパラオ諸島に台風１７号が発生したと思ったら、４日後にはマリアナ諸島に台風１８号が発生。幸い、本土は１８号の影響をあまり受けずに済んだ。しばらく北上した後、針路を東にとったからである。一方、１７号は、西進を続けた後にフィリピン東方沖を北上。２６日にはルソン島東海上に到達。２８日９時、石垣島に最接近した。出発２日前を迎えたこの時点で、近畿南部、東海、関東は、予想針路のど真ん中に位置。しかも四国沖の到達予想時刻は３０日の１５時。３０日２０時に予定通り出発すれば、台風に後ろから追いかけられる形となる。もっと不都合なのは、１７号が気まぐれジェット気流に押され「オデマル」でお越しになり、到着時刻が早まる場合。暴風雨の中での移動を強いられることになる。高速道路に各種の規制がかかるかもしれない。最悪の場合、閉鎖される可能性だってある。旅程をずらさねばならないが、アポの日時は変えたくない。先延ばしせずに１７号の同道をお断りするには、旅程を前倒しして１日前の２９日に出発するしかない。ネットを覗くと、２日前だというのにホテルRにはツイン１室の空きがある。ひょっとして、人気薄を掴まされたか？ 不安がよぎるが、悩んでいる暇はない。さっさとクリック。当初の予定と異なり、Rには連泊することにした。墓参の前に見学を予定していたJAXAの外に、国土地理院へも出かけられそうである。不幸中の幸いとなるか、泣き面に蜂となるか、驚きのホテルに到着するのは５１時間後である。
現代の錬金術師バッジ付け
迂回寄付して還付百万
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『将棋、予想せい（ショウギヨソウセイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：公権力の行使の違法性を争う。
