福島を往復すれば１６００キロほどの運転なる。が、距離は大した問題ではない、はずである。片道９００キロの宮崎往復を幾度も経験している。高速開通前なら片道１１００キロを超えていた。もっとも、仕事を終えた直後に徹夜で運転していた若い頃と異なり、所帯持ちとなってからは運転するのは専ら昼間。体力が衰えた近年は、中間地点の山口で一泊する安楽なスケジュールを組むように変化してきている。９０分も走れば小休止するまちゃつが夜間の長距離ドライブで注意すべきは、土地鑑、眠気、体力の３点だろう。先ず土地鑑。関西に住んでいれば、天理なら西名阪の東端であるとか、若宮と聞けば須磨水族園の側であるとか、だいたい分かるものだ。が、中部、関東、東北を走れば、標識に出てくる地名も馴染みのあるものばかりとは限らない。例えば、四日市JCTを東進した後に現れる名古屋南JCT。３種の案内標識「名古屋高速」「名二環」「伊勢湾岸道」の内、東名東京方面への最短コースが「伊勢湾岸道」であることくらいはすぐに分からないと心許ない。ナビは最新バージョンに更新済みであり高性能だが、機械に頼りっぱなしではとっさの場合に危険。メモ帳に都心環状、中央環状、外環道という具合に首都圏の路線を手書き。ジャンクションや出口の地名を記入していく。地名と方角を頭に入れておくため。渋滞を避け通行量の少ない時間帯に通過する腹づもりである。神経質になる必要などないが、動画投稿サイトで「首都高駐車場」の疑似走行も済ませた。更にトフコさん用と称して、ジャンクション毎に助手席からの見取り図を作成。本当は自分の復習用なのだが…。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『山側切る（ヤマガワキル）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：歳を取って能力が落ちる。
