パイロットがお気に入りの機体を操縦して同じ時刻に同じ空港に着陸する場合でも、毎度同じ操縦で済むなんてことはあり得ないだろう。着陸コースがいくつもあるだろうし、進入滑走路が複数ということもある。乗客数や荷物の重量、燃料の残量だって変わる。気温・風向・風速などの気象条件も気まぐれだから、降下角や降下速度も微妙に異なることがあるに違いない。でも、着陸灯が見え始める距離を知りたいだけだ。着陸をパターン化して大雑把な距離を求めてみよう。着陸灯が見え始めてからビルの陰に隠れて見えなくなるまでおよそ4分。平均時速を300キロ(分速5キロ)と仮定すると、飛行距離は20キロになる。ビル陰に入ってしまい大阪から見えなくなってからも、滑走路まで飛行機は飛び続ける。見えなくなった高度を勝手に130メートル(Gイトタワービルの約半分)に設定。一般的な旅客機の降下角3度で滑走路までの距離を計算すると約2キロになる。これらに関空滑走路南端からまちゃつの目までの距離35キロを加えた57キロが、着陸灯の見え始めた大まかな距離だ。地図に当てはめると友ヶ島上空ということになる。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
春分は
件の如く
晴れ間無し
『人気折る(ニンキオル)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:恩を受けて有り難く思う。