まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

左が赤

東の夜空を見上げると、南東から北西へ2機が降下中。出発地は不明。大阪を目指す1機が桜井市上空辺りを西進してくる。着陸灯が明るい。大型機に違いない。右に目を遣ると、葛城山上空を小型機1機が北上中である。大きさから見て恐らく、宮崎発19:10のE70(エンブラエル170)だろう。着陸順はE70が優先か。左を見ると、高高度を西進する1機。それとは別に、伊丹を離陸し東へ急上昇を続ける1機も見える。飛行中の6機を一度に目視できたのだから収穫は大。更に南西を向けば関空発着の便も見えて賑やかなのだが、それは別の機会に譲る。次々に飛来するからよそ見などしている暇はない。目が疲れないように、双眼鏡はバードウォッチング用の低倍率(10×28)を使用。予想通りにE70が大型機の前に入る。双眼鏡の視野に捉えたのは、どうやら羽田発の777。JALか、それともANAか? 肉眼では1つにしか見えない着陸灯だが、両翼付け根に1対あるのが分かる。後日調べてみると、着陸灯の照射角は11度。大型機の場合は、160キロ(大阪・小松間に相当)離れていても視認可能なほど明るいという。次に目立つのは、衝突防止灯。胴体上下と両翼端で閃光を放っている。地味で目立ちにくいが、一番大事なのは航空灯。本日の話題でもある。自機の針路を他機に視認してもらうのに必要な灯火。左翼先端に赤色灯、右翼先端に緑色灯がそれぞれ点っている。航海灯と同じ。あなたがパイロットであり、前方に他の機影を認めたとしよう。向かって左に緑が見えれば(向かって右に赤が見えれば)、瞬時の回避操作が求められる。時速900キロでの飛行だと、秒速では250メートル。互いに5キロ離れていたとしても、目の前にいるのと変わらない。相対速度で言えば1秒間に500メートルずつ接近するから、衝突まで10秒の猶予しかない。


   がに股も
   ジョン・ウェインなら
   様になり


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『非国民、部活に言うた(ヒコクミンブカツニイウタ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:UFO。