２０時から小１時間ベランダに出て外を眺めた。霜月の朔日、立待月が皓々と照っている。急に冷え込んだので防寒着を着用に及ぶ。寒いのを我慢して外へ出たのは、伊丹空港に下りていく航空機を眺めるため。朝からいつでも見られるのだが、混雑する時間帯は圧巻。２１時の「門限」に遅れぬよう各種の航空機が一列に並ぶ様は、海上自衛隊の観艦式を思わせる。到着時刻はあらかじめ航空時刻表で調査済み(^o^)。暗い空でも双眼鏡を使えば機種が分かることもある。お目当ては、羽田発１９：００及び１９：２０のJALとANAのそれぞれ２便。４便とも大型機ボーイング７７７で運行され、２０：１５から２０：４０にかけて到着する。ベランダから眺められる時間は、概ねその１０分前から３分前にかけてである。だが、航空機は列車と違ってタイムテーブル通りに到着するとは限らない。出発の段階で遅れることもあるし、管制の都合もあるから５分や１０分の遅れは茶飯事。例えば、滑走路に余裕がある場合、九州からの便は御坊から八尾まで一直線に向かう。だが、混雑時に着陸順が後回しになると、葛城山上空を通過し奈良盆地上空で道草を食ったりもするという具合。各地から飛来する最終便で混雑する伊丹の２０時台は、空のラッシュアワーである。羽田からの４便と到着時刻が重なる便には、２０：１５到着のエンブラエル１７０（宮崎発）、２０：２０到着のボンバルディアDHC４００（鹿児島発）、２０：２５到着のCRJ（福岡発）、２０：３５到着のボーイング７３７（福岡発）などがある。離陸する便をこなしながらこれらの便に着陸指示を出さねばならないから、管制官も大変。着陸順は、その時になってみないと分からない。
伝うべきこと無き日には電波切れ
韓流はびこる日本のメディア
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『門番かな？（モンバンカナ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：鴨肉とネギ。
