大阪市民に必要とされる電力の１／３を賄う関電南港発電所。南に６キロ離れた堺市のLNG貯蔵庫から地下トンネルで天然ガスが供給される。発電所に付き物のガスタンクがどこにも見当たらないのはこのため。南港発電所名物に高さ２００メートルの塔がある。中身は「煙突」なのだが、排出されるのは煙ではなく蒸気。出力６０万kWのタービン３基を回した後の蒸気を直径７メートルのパイプに集めて放出する。妙な臭いはしない。近づくと垂直方向に細い緑色ラインが入っているが、遠くからは白っぽく見える。大部分が平面状の白いコンクリートで覆われているためである。１５０メートルを超えるから、東京タワーのように昼間障害標識（赤白交互の塗色）にされるはずである。そうなっていないのは環境に配慮して、高光度航空障害灯を設置したから。高価なんやろうなァ。お陰で幼稚園児から「白ネギ君」の愛称を賜っている。明るさは、昼間２０万cd、薄明２万cd、夜間２０００cdに定められている。まちゃつが眺める限り「白ネギ君」は、昼間と薄明時に高光度航空障害灯を使用。夜間は中光度航空障害灯（赤色明滅）に切り替えている。時節柄、節電目的なのだろうが、はっきりしたことは残念ながら不明である(T_T)。
『清盛』に
続き『八重』こけ
大河危機
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『我が苦、いびきせり（ワガクイビキセリ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：運賃や入場料が安くなる。
