昨日の日記に登場した柳下恵は、魯（ろ）の賢者。魯（１０５５B.C.〜２４９B.C.）は現在の山東省付近にあった国。孔子も孟子も出身地は、現在で言えば山東省。柳下恵については、生没年も含め分からないことだらけ。恐らく孔孟以前の人物。孟子は柳下恵を「不恭」（慎みがない）と評したらしい。丁寧で慎み深くないとしたら、複数の自動車メーカーCMに登場しても平気でいられる、D達公子やW辺謙みたいなものか。ひょっとしたら権力者におもねるところがない、という意味で使われたのかもしれない。姓は展、名は禽。字（あざな）は季。柳下（山東省に現存する地名だが、同じものかどうかは不明）に居住し、魯王に仕えて士師（裁判官）となる。己の信ずる道を曲げず正しい裁判を行ったという。死後「恵」と諡（おくりな）されたため、柳下恵と呼ばれる。死後に贈られる称号、諡号（しごう）を賜ったということは、立派な人やったんでしょうなァ。
五区七区分割できても大阪市
無くなりゃ国と直に話せず
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『鹿がまく餌（シカガマクエ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：「匹」にある漢字の構え。
