阪奈道路を東進すると、それと気づかぬ間にR３６９に入る。調べてみると、起点はR２４との交差点。第二阪奈が合流してくる宝来から３キロほど東に位置。宇陀市や御杖村を経由して三重県松阪市とを結ぶから、総延長は１３０キロにもなる。奈良市に自宅があり、目的地が本居宣長記念館であれば、通しでドライブしたくなるルートである。が、本日の目的地は柳生。西端の２０キロほどを楽しむ外はない。ナビが案内してくれる県庁東交差点は、混雑することが多い。無視して平城宮跡北側を迂回するつもりでいたら、二条町交差点に渋滞マークが３つも表示された。平日なのに混むなんて、近くのショッピングセンターが夏物バーゲンでもやっているからか。諦めてナビの指示通りに運転。渋滞なしに東大寺の西を北上し、般若寺交差点で右折。東進と共に人家が少なくなり、やや狭めの片側１車線が続く。奈良市内にも関わらず、信号機が少ない。濃い緑の中に大阪では聞かれないヒグラシの合唱。アップダウンのあるワインディングは楽しいのだけれど、刈り取られていない夏草が道路にはみ出している。ボディーをこするから、頂けない。柳生への中間地点、大慈仙町で本日２度目のネズミ捕りに遭遇。今度は奈良県警が西行きを取り締まっている。「やってるでーっ！」とパッシングで合図。対向車の右手が挙がる。ドライバー仁義。県境、左カーブ、下り坂、「ネズミ」置き場、などの条件がそろう場所が狙われるという。ちらっと見たところ、被害者（？）は、滋賀、京都、なにわなどのナンバー。交通量の少ない場所で特別に危険とも思えない違反を取り締まっても、警察への信頼が増すことなどアルマジロ！ その内、肝心の捜査に市民の協力が得られなくなったらどうする。「信号機を設置する予算が足りませんねん」が本音だったりして。
若き内引く手あまたのフリーター
歳取りぬればお呼びかからず
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『吊り出し見ない（ツリダシミナイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：関ヶ原の敗将。
