システムやアプリをコンピュータで使えるようにするために、ハードディスクに記録し設定することを“install”と呼ぶ。カタカナなら「インストール」である。パソコンを触り始めた頃、どこでどう間違ったか「ロ」が勝手に付け加わり「インストロール」と口にしていた時期がある。恥ずかしい話だが、事実。似たような例その２。新聞の折り込み広告を見ていると、不動産屋が鶏の唐揚げセールをやっている。妙なことがあるもんだと思って読み直してみると、弁当屋のチラシだった。大きな文字で「オ○ジン不動のメニュー」とあり、唐揚げ弁当の充実ぶりを訴えている。当方は「不動」まで目がいった瞬間、勝手に「産」を加えて読んでいた訳。普段から余計な音節を加えて遊んでいる報いかもしれぬ。映画『アルマゲドン』なら『アルマゲうどん』という具合だ。T王寺の文展に出かけた時のこと。受付はOB,OGや一般対象などに区分されている。一般受付に座っている１年生と思しき女子２人組に「イッパンジー対象はここですか？」と尋ねた。即座にクスッを２つゲット。「チンパンジー」を連想したからだろう。ドラクエに夢中になっていた頃、死の呪文「ザキ」や「ザラキ」が頭から離れない。「宮崎」なら、「宮ザラキ」などと言って独り悦に入っていた。親の「病気」は遺伝する。「髪の毛」のことを「髪のケチ」と呼んでいたのは、自分の子どもが２，３歳になった頃のこと。気の毒なことだが、諦めてもらうしかない。重篤化しないよう願うばかりである。最近は大規模地震の震源域のニュースが流れる度に、食欲が昂進する。細長い溝状の海底地形で６０００メートルを超えないものを“trough”と呼ぶ。カタカナなら「トラフ」。もちろん、脳内で「グ」が勝手に付け加わり「てっちり」を連想してしまうためである。
句作りに夢中になりてストーブの
二日に一度の給油怠る
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『隣、かよわい（トナリカヨワイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：初詣客で賑わう。愛知県に所在。
