荒れる予報を聞いていたから、鉢植えは室内に取り込み済み。物干し竿は前もって床に転がし、ホルダーは折りたたんである。防御は万端ととのっている。南風が吹き始め、サンダルがベランダ西端から東端へ移動しても、更に北端まで吹き飛ばされても余裕で眺めていられる。ゴミ箱が横倒しとなっても、20リットル入りの灯油タンクが北側へ移動し始めてもまだ笑っていられた。だが、6面の内、最小の面を風上(南)に向けているにも関わらず、自重42キロの室外機が風圧に負け北へ移動を始めた時には少々狼狽えた。買い換えるとなると、諭吉さん20人では済まない代物。早く元の位置に戻さないと破壊されてしまう。慌てて東側のベランダに出たら、そのまま北へ2メートルばかりもっていかれた。手すりにしがみつき南側へ戻ろうとするが、なかなか進めない。ひっくり返ったトラックから運転手を救出しようと、消防隊がガードレールにつかまりながら移動するシーンをニュースでやっていたが、全く同様の仕儀。風速は一定ではない。疎密がある。眼鏡を飛ばされないように右手でガードしながら弱まった瞬間に前進。室外機の横にへたり込んだ。風に煽られる前はファンが東を向いていたのに、45度回転し北東を向いた状態である。風が落ち着いてから元の位置に戻し、大事に至らずに済んだ。台風の時だけに暴風警報の「バーゲン」をするのではなく、必要なら温帯低気圧に対しても警報を発令するべきだろう。こう書いても、気象台は飽くまでも「予想」するだけで変らんのやろうなァ、お役人やから。頑丈な航空機飛ばして、リアルタイムで情報収集せなアカンでェ。
起き上がる
民主の顔に
ハトの糞
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『地域飢え(チイキウエ)』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:商うものは植木。