まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「運転見合わせ」が示す怖さ

台風接近の際に強風注意報で済ますべき状況でも、暴風警報を発令したがる大阪管区気象台。単なる責任逃れだろうが、好意的に見れば念には念を入れて臨んでいるのかもしれない。悲しむべきことだが当然の帰結として、風速25メートル以上になれば運行停止となるはずのJR在来線が、警報発令後も終日平常運行されるなんてことが起きてしまう。気象台とは別に、JRは独自の観測網を持つからだろう。台風の勢力が気がかりな時、まちゃつは気象台の発する暴風警報には頼らない。台風の針路に当たるJR線の運行状況を確かめる。例えば、山陽新幹線山口県で止まれば、55ミリを超す時間雨量か30メートルを超す風速のいずれか一方若しくはその両方が観測されたことを意味する。気象台が航空機を飛ばして、実際に台風を観測する態勢を取っていれば別だが、気象台の「予想」より鉄道屋の「データ」の方が信頼できるのである。「運行見合わせ」は気象データのmax値を教えてはくれないが、基準を超える現象が出現したことを如実に物語ってくれる。暴風警報が出てもそよ風状態なら、小学生は大喜び。だが、シビアな授業で知られる予備校は大迷惑。暴風警報発令だけではお休みにしない。大雨警報とセットで発令されて初めて休講となる。暴風警報に関して言えば、気象台は「狼少年」に近づいていないだろうか。


   目覚めても体動かぬ抜け出せぬ
   布団のぬくとさ大寒の朝


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『高めに張る(タカメニハル)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:個性や独創性をなくす。