まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Mark Twain(12)

長女Susyが2歳になる1874年、コネティカット州ハートフォードに引っ越す。一日の中に四季があるとも言われるニューイングランドの気候がお気に召したか、定住嫌い気味のトウェインが17年間を過ごしている。76年『トム・ソーヤーの冒険』81年『王子と乞食』85年『ハックルベリー・フィンの冒険』など、良く知られた作品はこの時期に東部で書かれたもの。最晩年の1908年、同州レディングにStormfieldと名付けた自宅を新築。レディングはハートフォードから南西へ80キロ、丘陵地に森と湖が広がる静かで美しい村。「自分はハレー彗星と共に地球にやってきたので、ハレー彗星と共に地球を去る」1835年生まれのトウェインが日頃口にしていたジョーク。ハレー彗星が再び現れた1910年4/21、心筋梗塞のため本当に「旅立っ」てしまった。トウェインが61歳を迎える1896年、長女Susyが脳膜炎のため26歳で死去。8年後の1904年には、妻のオリヴィアが心筋梗塞で逝去。74歳となる1909年、3女Jeanが交通事故のため29歳で死亡している。子らにも妻にも先立たれたトウェインの晩年は、寂しさの極みだったろう。次女Claraだけが長命を保ち、1962年に88歳で他界している。


   飯粒を踏んだと思い返す足
   見上げる目玉に思わず吹き出す


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『婆、居るさ(ババイルサ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:生き残る。