まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

宣伝文句

理容は理髪と美容が合わさったことば。男女の区別なく利用できそうな名称であるが、子ども時分、理容室を訪れる客の大半は男性。女性は顔剃りを望む客など、来訪者は一部に限られていた。近年は様相が一変。男性は理容室、女性は美容院という区分が薄れつつあるらしい。のみならず、「理容」「美容」という語も廃れつつある。調べてみると、自宅から半径200メートル以内にある理美容店は9店。400メートルにまで拡大すると19店に倍増する。その内「理容」「美容」のどちらかを店名につけているのは4店。残りは、カタカナかアルファベットを使用している。ことばも手垢にまみれるのだろう。何度も発せられる内に「賞味期限」が切れ「臭く」なってくるものと思われる。米国でも同様と見えて“barber”や“beauty salon”が少数派となる。40年前の話。代わりに激増した“hairstylist's”や“hairdresser's”の宣伝文句を紹介しよう。“next to impossible”は、「ほぼ不可能。まず、いない」
“A good man might be hard to find,but a good hairdresser is next to impossible.”
「立派な人を見つけるのは難しおますやろうなァ。けど、腕の良い美容師は見つけよう思うても、まずおりまへんでェ」
このままでは面白くないので、発想を変えてみよう。筋肉質のヒトを好んで捕食するエイリアンか何かの科白として訳してみることにする。
「美味しい人間を見つけるのは困難。が、見つけるのがほぼ不可能なのは、(腐っていない)新鮮な美容師である」
“good”のような多義語は怖い。


   窓際にパンダ見た子の笑顔有り
   三両増結くろしお帰阪


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『せこい内気だ(セコイウチキダ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:武蔵野台地の類。