まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

恩師、Pehda先生(300)

錨を持たない巨艦、ペーダ先生。本日の回想シーンは梅雨時の午後。雨上がりでじめじめ蒸し蒸し。冷房などない頃故、第5別館3階に集まった面々も上がる不快指数に耐えるのみ。普段なら誰かのリアクションがあるものだが、先生の問いかけ“What's new?”「やあ、変わったことはないかい、どうしてる」にも応答はない。ぐったり。「生けるしかばね」状態である。片道100分かけて通うまちゃつくらいは、ざら。中には2時間半の「猛者」もいる。学生に同情なさったのだろう。午前中の日程からご自身の体験談が始まる。所用で出かけた神戸では本降り。だが、三宮で帰りの特急に乗車する頃には、降り続いていた雨が上がる。何の気無しに阪急電車の窓外に目を遣ると、息を呑む光景に遭遇したというのである。北進する雨雲が峰にかかっている所もあれば、中腹や麓だけを隠して緑濃き山頂が覗いている所もある。霧状になった雲の濃淡の効果も相まり、幻想的な雰囲気を演出している。“poetic”であり深い感銘を覚えずにはいられなかった、というものである。ペーダ先生の感動を想像。一首を詠んで締めくくる。
Happy birthday,SHさん、KYさん。


   五月雨に霧を纏った六甲の
   車窓に現れモーション墨絵


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『交わりぬ(マジワリヌ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:漆器