「面倒だ」という意味の関西弁。全国どこでも通じると思っていると危険。明石出身のTOがW大に合格し、下宿生活を始めた時の体験談。同級生に生協までの使いを頼まれ、「邪魔くさっ」と返答。やんわり断ったつもりだったが、「邪魔とは何だ！」と相手にけんか腰で凄まれ閉口したという。勝手に“Get rid of him!”の意味だと解釈した東蝦夷の「無礼さ」に憤るTOの表情を思い出す。山口生まれの東京育ちだが、終生を京都で過ごした新村出博士。そんな「誤解」などしないだろうと「邪魔臭い」を広辞苑に当たって心底驚く。「邪魔になると感じられる」と出ている。意味はひとつだけで「面倒だ」の「め」の字もない。サイズの小さな服を無理矢理着させられたような違和感に包まれる。ところで、南国宮崎には「よだきい」という方言がある。「だるい」と「面倒だ」とが合わさった意味を持つ。「よだき坊」は、人を表す名詞形である。関西なら「邪魔臭がり」というところか。広辞苑に「邪魔臭がり」を掲載するとしたら「邪魔な人」とでもするのだろうか。気になるところだ。（まちゃつ、心配せんでエエで。現代っ子なら、「だるっ！」で仕舞いやから）
Happy birthday,YMさん。
秋空は低温無風晴れ渡り
飛行機雲の幾筋も見ゆ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ヒモがそう言う（ヒモガソウイウ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：精神病に見られる症状。
