ストーリー仕立てのダジャレで州名を覚えるシリーズの４回目。ミシシッピ川以東の２６州に挑む、後半戦の開始である。合衆国東部を北東部、北半分、南半分に３分割。もっとも、語呂合わせの関係もある。南部連邦の一員であるテネシーや奴隷州でありながら北部に留まったケンタッキーについては、無理を承知で北半分に含めている。最初に南半分、次いで北半分、最後に北東部の順に進めるトヨ。先ず、南半分。ミシシッピ川から一旦東に進んで北上する。格闘の相手は「ミシシッピ、アラバマ、ジョージア、フロリダ、サウスカロライナ、ノースカロライナ、ヴァージニア、ウェストヴァージニア」の８州である。頭に思い描くのは、馬事公苑西に居住する隠れ勤王家。３人の志士をかくまおうとするが、あいにく風呂がない。「三志士（みしし）あらば、常時風呂借ろ来たかろう、馬事公苑西」。「常時」で「ジョージア」、「風呂」で「フロリダ」、「借ろ」で「カロライナ」、「来たかろう」で「北カロライナ」と続けば、ダジャレの切れは今ひとつ。３ボール２ストライクの連続でアップアップの先発投手といったところ。でも、ここで投球を止める訳にはいかない。この日記には、セットアッパーも、クローザーもいないのである(T_T)。続いて北半分に移る。ミシガン湖を西から東へ進んだ後に南下すると「ウィスコンシン、ミシガン、イリノイ、インディアナ、オハイオ、ケンタッキー、テネシー」の７州と出合う。想起するイメージは、同窓会後の懇親会。幼なじみの入野君は、見違えるほどに痩せこけている。往時のふくよかさは見る影もない。直後に急死。保険にも未加入だったため、息子の健太はふてくされている、というもの。「懇親で見違えた入野いんで、お墓。健太は、ふて寝」。（まちゃつ「見違え」で「ミシガン」や「て寝」で「テネシー」とは、苦しすぎるでーっ！）大手スーパーのCMだって程度に差はない。大金を払った上に「行ってみようかどう」などと臆面もなく流している。それくらいの野次ではへこたれない。無理を承知で押し通す気力無しに、「ダジャレで覚える５０州」なんて企画は立てられまへんヮ。
盗まれぬ
方が不思議だ
キー付き無人
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『嫌なんだぁ（イヤナンダァ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：打者の走力や転がったコースによりヒットとなったもの。
