格闘能力よりも情報処理能力とステルス性が重視される現代航空戦。技術は日進月歩故、F１５、F２、F４Eいずれの機種も旧式化を免れない。政府は既に、米国が中心となって共同開発中の次世代戦闘機F３５（４２機）の購入を決定。価格は未定だが、１機２００億円超が確実だという。旅客機なら、最新鋭のボーイング７８７が買える値段である。自前で開発・製造しようとすれば、更なる巨費が見込まれるのだろうが、国内の技術向上や雇用維持には結びつく。購入を継続すれば、そんな訳にはいかない。ここはひとつ、F２開発の「初心忘るべからず」といきたい。H２ロケットのみならず、政府は航空自衛隊戦闘機の国産化を目指すべきではないか。Hンダだってビジネスジェット製造に挑んでいる。費用対効果で、安いものを買うのも良い。だが、有事の際に「買う金がない」状態に陥らないとは限らない。普段からできる限り自前で準備しておかないと、安全保障は心許ない。
ひたひたと現実味増す「近いうち」
定見持たぬヤカラ慌てる
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『宝石異変（ホウセキイヘン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：銀河のこれは、膨張宇宙の根拠となっている。
