左右に車体を振りながら快調に飛ばす「白いソニック」。実際のところ、時速何キロで走行中なのかが気になり始める。営業速度の最高は１３０キロだが、運転席に入らぬ限り速度計は拝めない。じゃあ速度の確認は不可能かというと、時計があれば概算が可能。鉄道に設置されているキロポストを利用するのである。線路脇に注目していると、高さ１メートルほどの白い柱が等間隔で置かれているのに気付く。これがキロポストで、側面には縦書きの算用数字で起点からの距離が記されている。名前の通り、設置は１キロ毎。外にも０．５キロ地点には１／２の距離標があるし、１００メートル毎に１，２，３…と書かれたやや小ぶりの距離標も存在する。計測してみると、直線区間では１キロを２８秒で、カーブでは３１秒から３２秒で通過している。キロポストを３０秒で通過すれば時速１２０キロだから、概算の時速は１１０キロから１３０キロと判明。正確には（道のり÷秒数）を計算して、３６００倍すれば求められるね。電卓なり筆算なりでやってみなはれ。東海道線の新快速並みの速度が出ているが、ずっと安定感がある。（当たり前やっ、まちゃつ。特急料金払ってるやろっ！）
欲の皮
張らず安泰
元も子も
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ああ、潜らん（アアクグラン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：水中呼吸器。
