まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

JR九州885系(3)

発車と共にHyuhhhwwwnというインバーター音。モーター車から離れているためか、音は小さめ。885系の重量は、往路に乗車した883系より36トン軽い228トン。それを出力2280kWの同じ動力で動かすのである。フル加速すれば違いが出て当然だが、期待していたほどではない。N700系に劣るのは当然としても、225系にも及ばない。理由は、設計年次の古さか、控えめな運転操作のいずれかだろう。ひょっとするとその両方かも。大分駅構内を出ると、高低様々なビルが徐々に後方へ引っ張られる。ケットトン、ケトトンと快調な走り。ロングレールに移ると、かすかにGuhhhmのモーター音。同時にパンタからの音だろう、Shehhhhが加わる。湾に沿う右カーブでは、空気バネ上の振り子装置が早速駆動。883系に勝るとも劣らぬ、素晴らしい乗り心地である。窓外に目を遣れば、別府湾を挟んで対岸に国東半島がかすんでいる。すぐ側をR10が並行。桜花爛漫、「ソニック」は次々に乗用車を抜き去っていく。西大分駅を過ぎた辺りで、平仮名の「く」を右に90度回転し2つ並べた形の橋に遭遇。別大マラソンの起点となる水族館「うみたまご」だと気付くのは、降車後のこと(T_T)。みかんの開花までには、まだひと月ある。でも、気分は『みかんの花咲く丘』。頭の中では、プレーヤーが鳴っている。
♪みかんの花が咲いている
思い出の道、丘の道
はるかに見える青い海
お船が遠くかすんでる
8分で別府。西鉄ライオンズ(古っ!)のエース、稲生和久の出身地。「神様、仏様、稲生様」から半世紀以上経つが、シーズン42勝は当分破られそうにない。始発駅では半分程度だった乗車率が、別府からはほぼ満席となる。温泉パワーは健在。

   防犯は
   声掛け鍵かけ
   カメラつけ


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『憎まれ口が死に、白井なくす酢(ニクマレグチガシニシライナクスス)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:自然の中に隠遁し自由な生活をする。