「食べ歩き」ならぬ「歩き食い」で思い出すのは、“ugly”「見苦しい」から止めるべきだとするペーダ語録。「日本に住んでいると、歩きながらものを食べるシーンに時たま出くわす。君たちの意見はどう？」「歩きながら食べるのは、アメリカ人の方ではないですか」すぐに反応したのは、例のジーンズにジージャン。「具体的には、何を？」「噛み煙草とか、チューインガムとか」「それは、歩きながら口にしても問題ないと思うよ。外には？」「アイスクリーム！」「アイスクリームコーンだね。あれは、歩きながら食べるために考え出された食品なんだ。だから、コーンに入れてある。歩きながら食べても何の問題もない」
戦後に来日なさった際、どこかのお祭りにお出かけになった可能性はあるだろう。当然、焼きイカ、焼きトウモロコシ、リンゴ飴、綿菓子、おでん、焼き饅頭、たこ焼きなどの屋台も出店していたものと想像される。購入した食品を腰掛けて味わうのではなく、「歩き食い」する光景にペーダ先生がカルチャー・ショックをお受けになったとしても不思議ではない。我が国では、寿司も天ぷらも蕎麦切りさえも元は屋台販売である。「歩き食い」は、支配階級では決して誉められる行為ではなかったものの、庶民レベルでは目くじら立てて非難されるほどの行為ではなかったのかもしれない。
しわのばし
脳までやらば
サギのエサ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ライセンスが…（ライセンスガ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：グラスファイバーとも。
