まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

JR九州885系

チェコ人の「鉄ちゃん」2人。降車後は、どこへ向かったか。臼杵だけに目的地は石仏か、いやフェリーに乗って八幡浜に渡ったのかも、などと考えている内にも「にちりん」10号は2つ3つトンネルをくぐる。3階以上の建物がすぐに消え失せ、平屋と2階建てのちらほら状態に移るまでそう時間はかからない。やがて、それらもなくなり、山と川だけの車窓風景の中を60キロ程度でのんびり北上。葉桜になりかけの宮崎市と異なり、土手沿いも公園も大分ではどこも満開。今朝から直線距離で150キロは北上した。満開の時期がずれるのも当然。爛漫の春を愛でながらテケットトン、テケットトンも悪くない。長めのトンネルを抜けると幸崎。下り「にちりん」13号と交換する。次第に中高層のビルが増えだしたと思ったら、「にちりん」10号は高架化された大分駅4番線に到着。向かいの3番線には、小倉まで乗車予定の885系「ソニック」36号博多行きが既に入線済み。指定券にある3号車5番ABへ急ぐ。幸い海側で眺めの良い席である。13:45の発車まであと3分少々。ガリデブ両君ではないが、885系の編成を確認し写真を撮っておきたい。何せ1両2億円近くする代物である。ロールスロイスよりも高価。6号車のクモハを先頭に、モハ、サハ、サハ、モハ、クロハと続いている。前3両が自由席、後ろ3両が指定席。一番乗り心地の良い中間の付随車(サ)2両が3等車(ハ)に割り当てられており、2等(ロ)に相当するグリーン席は、最後尾の後ろ半分に押しやられている。国鉄時代には考えられない編成であり、費用対効果で言えば自由席の4号車に乗るのが最もお得ということになる。最後尾に回る。運転席前のノーズには虫の死骸がこびり付いており、見苦しい。(到着後に高圧洗浄機で落とさなアカンやろ!)鼻先を外して撮影。他の車両に比べてホームとの隙間が目立つのは、車体が振り子式だから。883系や283系と同様、カーブでも速度を落とさず走行可能なように車体が左右に振れるのである。従来の特急車両(183系)に比べて全幅で40mmから90mm小さめに造られているのはこのため。


   政権の揚げ足取れば年ン億
   懐に入るメディアのイチロー


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『先生合意(センセイゴウイ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:ナイロン、ビニロンテトロンなど。