８／１２付日記、殺人事件による犠牲者数（人口１０万人当たり）の続き。類似の日本版データから。全国ワーストワンの大阪府が０．８人。米国のデータと比べれば、日本で最悪の大阪府が全米ベスト１のエルパソやリンカーンと肩を並べている。日本の治安はまだましということだろう。デトロイトは大阪の４０倍超、セントルイスは５０倍、ニューオリンズに至っては６０倍である。本当に怖い。４７都道府県の中で殺人事件と最も縁遠いのは石川県で０．３人。人口百万人ちょっとの静かな県でも年間３人は殺害されている勘定。宝くじの１等に当たる確率に近い。多いというべきか、少ないというべきか。ところで、選挙の話。１票の重みに関しては、米国人は非常にやかましい。人口の増減に伴い選挙区の線引きが変わるのは日常茶飯である。が、安寧秩序の維持に関しては法の下の平等が議論にもならないとは！ 殺人事件の犠牲者数に６０倍を超える地域差が生じている現実を目の当たりにすると、不思議な感じがする。
ターナーの絵にある雲のわき起こる
寒暖対峙嵐の前触れ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『ご飯だ、寄りな（ゴハンダヨリナ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：風流を解さない。
