プロの書いた文章を「味わう」シリーズの２０回目。本日の話題は、１９９８（平成１０）年９／４付A日新聞『文化』欄。「経済界との協力必要」「文化系学会の閉鎖性破る第一歩」と題し、東京大学文学部卒、大阪大学名誉教授YOの提案を掲載している。大物でも間違いはやらかす。例によって、おかしな部分を探してほしい。今日も「超」易しいアル。
日本の特に文化系の学会には、閉鎖性と分立制が指摘される。そこでたまたま参加する機会のあった国際会議の現状を報告しつつ、学会活動の新たな展望を試みたい。去る五月「中国・フランス二国間文化研究セミナー」が、中国の広東外語外貿大学で開催された。中国側からは各大学のフランス語・文化担当教授、広州、香港、上海の各企業家、フランス側からはリオン大学、パリ第五大学、パリ東洋語・文明研究所の教授、フランス・テレコム、エールフランスの代表者、その他、イタリアのナポリ東洋研究所の教授、デンマークのオーデンセ大学、アメリカのカリフォルニア大学の教授、総勢約三百人が集まった。…（略）。
学問は、文科系と理科系とに分けられる。略せば、文系、理系とも。クラブ活動は、文化系と体育会系とに分けられる。大学のエラーイ先生が間違えて、記者が間違えて、校閲部も気付かないとは！ 読者がチェックしてどうするの？
悪いのは３人の秘書俺は白
言い張るごとに黒ずむイメージ
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『草、好かん（クサスカン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：河川の運搬した土砂が、河口に堆積すると…。
