定刻に議長（此花区選出KO）が議事の開始を宣言し本会議が始まった。この日上程される案件は４３。主なものは、平成２２年度決算報告、特別職の給与に関する改正案、職員給与や手当に関する改正案、副市長２名の選任などである。最初に決算特別委員長JT（西成区選出）の報告。２０分ほど。明瞭に発言してくれたが、原稿の棒読み故少々退屈。市長も同様と見えて、ときどき頭髪に手をやる。驚いたのは、議長が議員名ではなく番号で呼ぶこと。「８１番、発言を許可します」という具合。慣習など改めて、名前で呼ぶべきだろう。議長の「ご異議ありませんか？」に対する議員団の応答は弱々しい。「異議あり」「異議なし」の区別がまったく聞き取れない。議長の二種の発言「異議なしと認め、議案○○号は可決されました」と「異議ありと認め、賛成の諸君の起立を求めます」とがどんな根拠に基づくのか明確には分からなかった。（補聴器買いなはれ！）活発な議論が交わされる場というよりも、単なる儀式の場というのが本会議に対する印象である。長時間に及ぶのであれば途中退席しようと考えていたが、１時間少々で終了。良かったのは、国会ではお馴染みの聞き苦しい野次が一切ない点。現在の庁舎が耐用年数を超え新庁舎建設の運びになった暁には、議長を挟んで政府側と野党議員とが向かい合って議論するイギリス議会（パイナップル半分ではなく、言わばホットドッグ型）に倣ったらどうか。訴える相手が自分の背後に座っていたのでは、演説者も喋りにくかろうと思った次第である。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『枕を干すオフ（マクラヲホスオフ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：ふくれっ面。
