定刻１４時の５分前になると、議長席に向かって左側に今を時めくTH市長を始め理事の面々が着席。以下敬称略。向かって右側には事務局長及び市会事務局の係員らが並ぶ。次いで市会議員の面々が三々五々集まってくる。男性議員は黒っぽいスーツ姿が多い。議席は、国会と同様に半円形に並べられており、全体はパイナップルのハーフカット状である。と書けば、何やら緊張感が高まってきそうであるが、びびることはない。こちらが主権者なのである。「地方自治は民主主義の学校」ということばがある。国会に比べれば「生徒議会」みたいなものである。そうはいっても、大阪市の歳出は１．５兆円に達する。しっかり見ていないと己が生活に直結するんやでっ、まちゃつ。演壇を正面から眺められる、言わば一等席を占めるのは大阪維新の会議員団３３名。その南隣に公明議員団１９名が陣取る。惨敗の民主議員団９名はOSAKA未来と名を改め、パイナップルの右端に押しやられている。同じく議席を減らした自民議員団１７名は、維新の北側に居並ぶ。Y本新喜劇出身のTSが最古参の席を占めている。その左隣は平野区選出の税理士TN。共産議員団８名はパイナップルの左端にへばりついている。傍聴席を見上げる議員など皆無と思いきや、例外が発生。中央部最後列の古参が振り返ってまちゃつの方を見上げた。（どんな奴が来とるんや？）てな感じ。前回選挙時に再婚し落選、去年返り咲いた平野区選出のYKである。友人ではないが、まちゃつの小中時代には同学年にいた。その左隣の東住吉区選出のYSが現れたのは、開会直前。古参議員の１人で元判事。ひときわ日焼けしているのは、T王寺出身のHT。１万票近くを獲得し２期目に入っている。日焼けは、今でも自転車で選挙区を回っているからか。初当選時には５キロ痩せたと聞いた。生野区選出で体格のよいSK、阿倍野区選出で独身のMU、東住吉区選出のNTなどの姿を確認したが、全市議８６名のうち阿倍野区選出で税理士のSTだけは姿を見せなかった。ひょっとしてインフルエンザ？（後日確認すると推測は的中）各自着席すると机上にある議員名が書かれた札を立てる。パタンパタンがしばらく続く。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『甲賀の受け身よ（コウガノウケミヨ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ひんと：何気なくやったことが好結果となる。
