まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Honda Jet

コクピット2名、キャビン5名の双発ビジネスジェット。製造は、ホンダエアクラフト社。本田宗一郎の肝いりで1986年から研究を開始。2003年に初飛行。昨年3月には、ノースカロライナ州Piedmont Trial国際空港で量産型の飛行をお披露目。エンジンを主翼上面に配置した独創的なフォルムが目を引く。他社の同クラスに比べ、機内の広さが2割、最高速が1割、燃費が2割それぞれ向上。受注開始3日間で年間製造数に匹敵する100機の注文が入ったという。2013年から機体がいよいよ発注者の手元に届く。ホンダ二輪にあしらわれている翼は、宗一郎の「いつかは大空へ」の夢を象徴したものと聞く。1991年に亡くなるから、没後22年経って顧客の元に「商品」が届く訳である。生まれ変わったら、免許を取得し操縦してみたいものである。肝心のお値段は450万ドルとか。小型飛行機ではあるが、日本の航空機製造史上画期的な位置を占めると言ってよい。研究開発段階から、機体だけでなくエンジンも手がけているからである。残念なことに、戦後の「国産」航空機のエンジンは全て舶来であった。YS-11ならロールスロイス社製、近頃お目見え予定のMRJならプラットアンドホイットニー社製である。途中からGEとの共同開発になったとはいえ、HF118ターボファンエンジンの商品化にこぎ着けた意義はとてつもなく大きい。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『目次が錆びた(モクジガサビタ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:メソポタミア