春秋時代の思想家、孔子（５５１B.C.〜４７９B.C.）のことばから。
見義不為、無勇也。
義を見て為（な）さざるは、勇なきなり。
人はこうあるべきだ、この選択が正しい道だということが分かっているのに、敢えて行わないことが往々にして我々には起こる。背後にあるのは、世間とのしがらみ、上司の命令、家族の願いなどかもしれない。はなはだしきは、私利私欲からということもあろう。理由はいくらでも考えられる。臆病者（勇気がない）というのは、そのような者のことをいう。
怪しげな漢文で、ちょっと模倣。
見打者不投、無勇也。（敬遠を指示する監督に）
見賊不逮捕、無勇也。（犯罪者を取り逃がしてしまう警官に）
見火災不消防、無水也。（火事を眺めるしかない消防士が市長に）水がなければ、どうしようもない。水道管の耐震化は進んでいるか？
見佳品不買、無銭也。当たり前。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『オンボロに同棲（オンボロニドウセイ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：損の上に損を重ねる。
