まちゃつの徒然日記

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良寛

越後出雲崎(幕府の直轄地7万石)出身の禅僧(1758年〜1831年)。書、漢詩、和歌に優れる。「大愚は大賢に肖(に)たり」ということばがあるが、大愚と号している。良寛記念館HPによれば、4男3女の長男として庄屋「橘屋」に生まれる。恵まれた環境で育った訳。だが、22歳で出家。国仙和尚(備中玉島所在の円通寺住職)に師事。諸国を行脚後、中年になって帰郷。国上山(くがみやま)五合庵などに起居。生涯に渡って寺を持たず、村童を友とする生活を送る。「散る桜残る桜も散る桜」が辞世。まちゃつが小学生時代に使用した教科書(有料やでーっ)には、
「この里に手まりつきつつ子どもらと遊ぶ春日は暮れずともよし」
「霞み立つながき春日に子どもらと手毬つきつつこの日暮らしつ」
などの和歌が掲載されていた。
良寛より114年先輩の芭蕉。閑寂高雅の作風で知られるが、子どもの登場する句も詠んでいる。
「子供等よ昼顔咲きぬ瓜剥(む)かん」
芭蕉の発掘した領域(子どもとの関わり)を発展させた面を持つ、良寛さんである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『離島泣くし(リトウナクシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:北方領土