まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

池上曽根遺跡

こぶし大の黒い石が辞書棚にある。おおよそ12面体でずしりと重い。20年近く前、竹内街道歴史資料館(太子町)で購ったもの。価は夏目漱石1枚くらい。巨大なリンゴほどもあったが、欲しがる人にハンマーで叩いて分けていく内に今の大きさとなる。ガラス質故縁が尖っている。手に取るたびに引きずるから、棚は傷だらけ。石の名はサヌカイト。古代人が矢尻やナイフを作る材料とする。大阪近辺では二上山で産出。遺跡などめったに訪れないまちゃつだが、サヌカイトも出土すると知って立ち寄ってみたくなる。師走も中旬、岸和田城見学の帰りのこと。路地のように狭い道を通って、4台収容の駐車場にやっとたどり着く。軽を2台止めてあるが、区画線も舗装もなし。狭い上に、場内には樹齢20年くらいのポプラ(?)が数本鎮座。(まちゃつ、失敗するなっ!)もう1人の自分が叫ぶ。頭から入ったため少し後退しては切り返しを繰り返し、何とか駐車完了。幅広車だと大変。後で分かったことだが、遺跡の施設は3カ所。まちゃつが入ったのは学習館。博物館でも情報館でもない(T_T)。最近、こんな事が多い。道理で駐車場も展示品もお粗末。「やよいの大井戸」など、再現された発掘現場を見学。勾玉作りなど、体験学習をしなければ入館無料である。驚かされたのは、池上曽根史跡公園協会発行のリーフレット。「王と妃のまぐわい」「女性を貫く男性の姿」などの文言と共に、女性に見立てた二股に分かれた木と男性器に見立てた立柱の写真を掲載。2千年前を想像し「いずみの高殿」の南北に実際に立ててあるという。見学に訪れるのは主に小学生なのに、おおらかやねぇ、泉州っ子は。編集は和泉市教育委員会である。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『失点、受けよ!(シッテンウケヨ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:勝負を決める。