「二人乗り」ならぬ「二人漕ぎ」自転車。車輪は２つだが、座席だけでなくペダルも２人分を装備。２人分の体重を支えるよう、フレームも車輪も頑丈に作られる。スポークの数も多い。重量は通常タイプの１．５倍だが、風圧を受けるのはパイロット（先頭）だけなのでスピードが出る。ホイールベースが長いため、直進安定性にも優れる。体力があれば、もちろん独りでの走行も可能。リズムを合わせて変人同士（まちゃつ、恋人同士！）で漕げば、楽しさ倍増間違いなし。残念なことに、大阪では走行禁止。道路で乗りたければ、走行が認められている県（兵庫、長野、愛媛など）へ出かけねばならない。自転車が発明されたヨーロッパでは、３人乗りから５人乗りタンデム（お遊びで１０人乗り）も作られている。家族でサイクリングを楽しむためである。線路の勾配は、国道に比べ緩やか。全国に残る旧国鉄廃線跡をサイクリング・ロードとして整備できないものか。例えば、兵庫県には旧福知山線跡がある。宮崎県では妻線跡で実現している。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『浜医師と呼ぼう（ハマイシトヨボウ）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：不法占拠。
