ほぼ北緯６０度に位置する首都オスロ。そこから１２００キロ北方の町トロムソに飛ぶ。更にスカンジナビア航空の双発ジェットに１時間半搭乗すると、スヴァールバル諸島の中心、スピッツベルゲン島ロングイェールビーンに到着する。スヴァールバル諸島は、グリーンランドの東に位置するノルウェー領の島々。１６世紀には捕鯨のための根拠地となる。一般的な世界地図ミラー図法では、左上の縁に位置。北緯８０度付近にあるためかなり大きく描かれるが、実際の面積は６万１千平方キロ。東北６県の合計よりちょっと小さめ。白夜も極夜もそれぞれ４ヵ月続く。高校時代に最北の炭田と習う。ノルウェー大使館HPによれば、現在も場所を変え採掘は続行中。ただし、ほとんどが現地で消費され、ノルウェー本土のエネルギー事情には関係がないらしい。ロシア経営の鉱山も存在するが、輸出量は不明。２００８年、標高１３０メートルの地の岩盤をくり抜き、世界種子貯蔵庫が建設された。将来の深刻な気候変動や自然災害、核戦争に備えて、農作物種の絶滅を防ぐためである。５００粒ずつ４５０万種を冷凍保存するのが目標。発芽率を維持するため、２０年で種を入れ替える計画だという。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『激甚や、鉄道禁止（ゲキジンヤテツドウキンシ）』
今度会ったら、答えを言ってね・
ヒント：若者ことばなら、「ゲンチャ」。
