まちゃつの徒然日記

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Sequoia National Park

全米で3番目の国立公園として誕生したのは1890年。日清戦争の起こる4年前で、初めて帝国議会が開かれた年でもある。前年には大日本帝国憲法が成立している。隣接するキングズ・キャニオン国立公園と一体のものとして管理され、面積は約3500平方キロ。鳥取県全域に匹敵。シエラネバダ山脈の最高峰、ホイットニー山(4418メートル)を含むため、園内の標高差は4千メートルに達する。地中海性気候の中にあっても、気候は多様。公園局HPによれば、2007年には麓で最高気温華氏118°(摂氏47°)を記録。シカ、ボブキャット、キツネ、ジリス、クロクマ(ヒグマよりひとまわり小さいものの、大きなオスなら体重250キロ超になる。餌を求めて車内に入り込むので、窓は開放厳禁)などをよく見かける。遭遇は稀だが、ピューマやガラガラヘビも生息。登山やトレッキング、キャンプ、鍾乳洞見学も盛ん。この公園の売りは、北米西岸(シエラネバダ山脈西麓)だけに自生する、ジャイアントセコイア(セコイアデンドロン)。100メートル以上に生長。樹高は通天閣の展望台を凌ぐから、地球上最大の生物である。惜しいことに、材質が脆く材木に向かないことが判明した後も、保護されるまでには何千本もが伐採されたという。現存する最大のものは「シャーマン将軍」。樹高83メートル、根元の周囲31メートル、根元の最大直径11メートル、体積1486立方メートル、樹齢2000年〜2700年。外にも、道をふさいで倒れたセコイアをくり抜いて車が通行できるようにした、トンネル・ログ。駐車スペースとして使用されていたこともある倒木、オート・ログなども見どころ。ロサンゼルスから車で5時間。入園料は、車1台につき10ドルだよ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『寒天咲く(カンテンサク)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:生駒山頂にもある。