まちゃつの徒然日記

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バートランド・ラッセル

大学受験用の英文副読本に何度も登場した人物だから、高校時代に名前だけは知っていた。近年の入試と比較すればずいぶん高尚な教材だったように思う。正確には、Bertrand Arthur William Russell(1872年5/18〜1970年2/2)。2/16付日記に登場したRussell Einstein Manifestoの発案者の1人。数学者、哲学者にしてノーベル文学賞受賞者。生まれはWales。4,000グラムの赤ん坊を取り上げたのは、英国初の女医Dr. Garrett Anderson。2010年までMLBで活躍した強打者、Garret Andersonとは1文字違い。名付け親は哲学者で経済学者のJohn Stuart Mill。名門故、お付き合いにも歴史上の人物が登場する。愛称はBertie。祖父のJohn Russellは首相を2度務めている。2歳の時、母親と姉がジフテリアで亡くなる。母親のKateは女性参政権推進論者でたびたび集会に出席。革新的な考えを表明。だが、イギリスで女性に参政権が認められるのは、彼女の死後54年が経過した1928年のこと。ラッセルは同時期、ビクトリア女王に謁見。祖父宅に女王がお出ましになったからという。4歳を迎える前、父親アンバーレイ卿が長患いの後衰弱して亡くなる。享年34。バートランドの自叙伝によれば、哲学に造詣が深く学問好きで几帳面な性格だったという。まちゃつは今、バーティが19歳の頃に大阪で誕生する作家の幼少期を思い出している。2歳の時に父親(医師)を、3歳の時に母親をともに結核で亡くしているのは、川端康成ノーベル文学賞受賞者というのも、バートランド・ラッセルと共通している。ここらで切って、明日へ続く。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『政治家食う、嫌よ(セイジカクウイヤヨ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:陸奥宗光小村寿太郎