まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

Confucius(3)

知り合った人物に好印象を持ったとしよう。でも、本当の姿はどうなのか、気になることもあろう。春秋時代の思想家、孔子(551B.C.〜479B.C.)のことばから。
視其所以、観其所由、察其所安、人焉痩哉。
其の以(な)す所を視(み)、其の由(よ)る所を観(み)、其の安んずる所を察すれば、人焉(いずく)んぞ痩(かく)さんや。
先ず、その人の行動を見る。次に、行動の動機を調べる。最後に、その人が自分の行為に安んじているか否かを探る。この3つをやって正体が分からないということはない、という。
「視」より「観」、「観」より「察」の方がより深く見る意味となる。コナン・ドイル作『ボヘミアの醜聞』中のホームズの科白が思い起こされる。「ワトスン君、君は観察してはいない。見てはいるけれど」“You have not observed. And yet you have seen.”


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『いい線羽ばたく(イイセンハバタク)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:江戸時代の支配体制。