まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

The Tube(2)

このまま地下30メートルまで吸い込まれるのは惜しい。もう少し地上を眺めることにする。地下鉄入口をやり過ごし東のウエストミンスター橋まで歩く。お巡りさんの姿を見かける。Bridge通り北側には首相官邸国防省、外務省などが並ぶから、東京でいえば霞ヶ関。黄緑色の蛍光上着が多くても当然である。ロンドンのお巡りさんは拳銃を所持していない。武器は警棒のみ。南側を見上げるとBig Ben。時計の文字盤をオペラグラスで覗く。(太陽を見たらアカンで、まちゃつ!)ローマ数字の4は“I”4本ではなく“IV”。10は“X”と思いきや、漢字の「王」を縦に細長くした形に見える。9は左に“I”を加えている。でも、ジョンブルが漢字など使うはずがない。“X”を形作る交点が縦に伸ばされ、直線となったデザインと判明するのに少々時間を費やす。Bridge通りは、片側2車線。歩道寄りの車線には“BUS LANE”の道路表示。歩道とBUS LANEとの間には、狭いながら自転車道も設置されている。橋を渡り始めると、左斜め前方(北東方向)に巨大な観覧車が出現。1999年の開業以来、テムズ右岸のLondon Eyeを訪れる人は毎年300万人超。待ち時間が1時間以上になることもあるらしい。建設に要した鋼材は1700トンというから、東京タワーの約半分。直径135メートルのホイールに取り付けられたゴンドラは32個。1個の定員は25名。約30分で一周する。年中無休で営業時間は、午前10時から20時(6月〜9月は21時)まで。気になるお値段は、大人(16歳以上)約18ポンド。子ども(4歳〜15歳)約10ポンド。待たずに乗れる優先搭乗券だと、大人は28ポンド。この値段を見ると、スカイツリー(大人3千円)が高く感じなくなるから不思議。橋の欄干は、中之島にかかる難波橋より低め。澪つくしの代わりに三つ葉のクローバーの如き模様が入っている。水はお世辞にもきれいとは言い難い。橋の中程まで歩いてからウエストミンスター駅に引き返す。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『養子、貸せん(ヨウシカセン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:道路上に赤い矢印とともに設置されている。