まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

「私は船長になりたいのである」

まちゃつが読んだ、感動的な作文の締めくくり。中学生が帰省先の壱岐から大阪へ戻る途中、呼子フェリーに乗船した際の体験談である。長崎県壱岐佐賀県呼子とをフェリーが結んでいた頃のこと。当日の壱岐水道は、強風のため荒れ気味。出航が危ぶまれるほど。出航の決定に一旦は安堵の表情を浮かべる乗客。が、港外に出ると、フェリーは木の葉のようにもてあそばれる。不安を募らせる乗客を落ち着かせ、巧みな操船で無事呼子に接岸。厳しい自然を相手に安全運行という職責を果たす船長に憧れを抱いた経緯を綴っている。心を打つ作品には、せめて半分以上の得点を与えたくなる。が、一般的な採点方法に従うと、得点は1/3にも満たない。間違いが多すぎるからある。誤字脱字以外にも、送り仮名、原稿用紙の使い方、主語述語、修飾被修飾、接続被接続など誤りが多い。極めつけは一文の長さ。400字超の作品なのに、句点は2つだけ。30年以上前のこと。1/24付日記、A日新聞の記事を話題にしたのがきっかけで思い出す。論点、表記の配点が多いと、生徒の書く意欲を阻喪せぬか心配になる。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『つい急かし(ツイセカシ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ここに立ち入ってはならない。