下記は、「流転の王妃 故郷で眠って」「遺骨、娘とともに下関へ」と題する、１９８７（昭和６２）年９／１８付A日新聞の記事である。どこか変なところはないだろうか。
清朝最後の皇帝で、のち旧満州国皇帝となった溥儀（ふぎ）の実弟・溥傑（ふけつ）さん（現・全国人民代表大会常務委員）に嫁ぎ、六月二十日に中国・北京市で亡くなった日本人女性、愛新覚羅浩（あいしんかくら・ひろ）さんの遺骨が、浩さんの大祖父で尊王攘夷派の幕末の志士中山忠光卿を祭る下関市の中山神社に安置されることになり十八日、遺骨を納める祖霊殿建設の地鎮祭があった。
よほど優秀な記者が書いたと見えて、どこにも間違いはない。ただ、たくさんの情報を一度に伝えたかったからか、１文が長すぎる点が玉に瑕。最初の句点までに１７８文字を費やしている。３つに分けるべきだろう。例えば、最初の１文は遺骨の里帰り。次に、嫁ぎ先関係の人物（「清朝最後の皇帝」「溥儀」「溥傑」「現・全人代常務委員」）などの説明。最後に、中山神社との縁。という具合にやれば、まちゃつのような一般ピープルにもすらすら読めただろうにね。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『しつこく、つぶあん（シツコクツブアン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：ダーク・マター。
