ウエストミンスター寺院は、ロンドンの中心街「シティ」南西部に位置。南北に走る聖マーガレット通りを隔てて、東隣が英国国会議事堂。ビッグベンからは、始業終業チャイムでお馴染み「キーン、コーン、カーン、コーン」が１５分毎に聞こえる。３０分だと２度繰り返し、４５分だと３度繰り返す。毎正時には４度繰り返し、「ゴーン」なら１時、「ゴーン、ゴーン」なら２時という具合らしい。リズムはちょっと速いが、大阪市バス発車の際に聞こえる「ピンポンパンポン、発車します」の「ピンポンパンポン」と同じである。王室の住居、バッキンガム宮殿からは東へ１キロちょっと。昨年４月、ウィリアム王子とケイト妃との挙式を執り行った教会として知られる。また、１０６６年以来、歴代（女）王の戴冠式が執り行われる格式の高い教会でもある。HPによれば、ウエストミンスター寺院は、他から独立した組織。英国政府を始め、王室、英国国教会からの財政支援は一切なし。入場料収入と寄付とで賄われているという。正式名称は“The Collegiate Church of St Peter at Westminster”。「在ウエストミンスター 聖ピーター教会及び大学学寮」と訳せばよいか。イギリスには“The Nine”と呼ばれる、著名パブリックスクールが９校あるが、ウエストミンスター（共学）もその１校である。王室の墓地でもあるのだが、ここに埋葬されている歴史上の人物は多い。W・シェークスピア、I・ニュートン、C・ダーウィン、D・リヴィングストン、C・ディケンズ、W・チャーチル、R・オリヴィエなどである。肝心の入場料は、１０ポンド（約１２００円）。かなり高いね。
それでは、本日のシャッフルクイズ。
『いい綿、風船（イイワタフウセン）』
今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント：超大型台風、死者・行方不明者約５千名。
