まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

“Sherlock”

BBC制作“Sherlock”第3作“The Great Game”冒頭。机と椅子が並ぶ暗くて広めの屋内。場面はベラルーシミンスクにある拘置所か。依頼人Berry BerwickとHolmesとが向かい合って座っている。吐く息が白い。女友達になじられたことが元で、Berwickは彼女を刺殺。ベラルーシには、日本と同様に死刑がある。「コンサルタント探偵」Holmesにお呼びがかかるが、ミステリアスな部分など皆無。悔恨の情ゼロの死刑囚にも同情を寄せる余地はない。席を立つHolmes。ところで、Berwickの話す英語の訛りのひどさに気付いたのは、日本語脚本の突飛さに驚いてから。HolmesがBerwickの「ら抜きことば」を再三指摘する場面に遭遇。例えば、Berwickの科白「稼いでこれないくせに!」に対し、Holmesは「『こられない』が正しい」と突っ込むのである。英語に「ら抜きことば」などない。英語の科白を知ろうと、英語の録画に集中するが、ひっきりなしに通る電車の走行音に邪魔されてうまく聞き取れない。(まちゃつ、元々耳が遠いんやろっ!)窓を閉め切り、ヘッドホンを装着。何度か繰り返すうちに、Berwickの英語はEast Endで話されるcockneyではないかとの思いに至る。“waitress”を「ワイトレス」“nice”を「ノイス」“knife”を「ノイフ」と発音しているからである。長くなったので、「稼いでこれないくせに」の部分は明日に続く。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『負う子が足りん(オウコガタリン)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:「紅白梅図屏風