まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ダイヤグラム(8)

1913(大正2)年に開業した、宮崎軽便鉄道日南線の始まりという。2011年7月現在、土曜・休日運休の列車を含めて上下42本が運行されている。ダイヤグラムを作成する側からすると寂しすぎるが、JRの路線として生き残っただけでも幸せというべきか。近辺では、妻線(佐土原〜杉安)19.3キロ、志布志線(志布志〜西都城)38.6キロ、大隅線(志布志〜国分)98.3キロ、宮之城線(川内〜薩摩大口)66.1キロなどが廃線の憂き目に会っている。枝線の宮崎空港線を除けば未電化で、88.9キロすべてが単線。上りと下りの列車交換は、駅構内でのみ可能。だが、その列車交換の出来る駅さえ12に限られる。主に土曜・休日に運行される、南郷発15:35上り臨時特急「海幸山幸」宮崎行き(8052D)の筋を引いた時である。宮崎発14:36下り普通列車の油津行き(1941D)の筋とどうしても交差(正面衝突)してしまう。15:57頃、飫肥・日南間に於いてである。二度、三度時刻表を見直したが、数字の見誤りではない。日南線列車事故など耳にしないから、実際はどちらかの列車の運行時刻が時刻表とは異なっているのであろう。が、気になる。日南線JR九州鹿児島支所管内。幸い「みずほ」に乗車する予定がある。鹿児島中央に到着した際に駅長室に出向いて係員に尋ねようと思っていたら、お盆と重なり駅は混雑の極み。個人の楽しみのために、忙しそうにしているプロの手を煩わすのは本意ではない。諦めて向かった宮崎駅でも同様の仕儀で目的を果たせず。帰途、(せっかく作成したダイヤである。正確を期したい)と思い直す。乗車1時間前に宮崎駅に到着。「みどりの窓口」に客足が途切れた正午間、窓口氏に尋ねると駅長室に招じ入れられる。手にしているのは本物のダイヤグラム。相当大きなプリンターから吐き出されたものらしく、淡色のカラーで筋がびっしり。恐らく1枚に数日分が掲載されているのだろう。飫肥駅を指差した窓口氏から、臨時特急運行日には普通列車飫肥駅での停車時間を普段より長くするとの説明を受ける。時刻表巻末「たいむてぇぶる」(7月号なら1147ページ下段)にも小さな文字で「列車が時刻を変更して運転される場合、所定より早く発着される時刻は掲載しておりますが、遅く発着するもので、変更が少ないものは掲載されない場合があります」とある。ふぅーっ。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『私学へ行こう(シガクヘイコウ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:壱万円札、五千円札。