まちゃつの徒然日記

まちゃつのブログです。はてなダイアリーから引っ越してきました。

ダイヤグラム(7)

阪和線緩行列車のほとんどは、時刻表に掲載されていない。近郊区間故、例えば鳳行きなら「10:23〜15:08の間、天王寺発毎時08,23、38、53分」とあるのみ。駅毎に発車時刻を入手せねばならない。とはいうもののネット社会。いちいち駅まで出向く必要はない。模造紙の上にトレーシングペーパーをクリップ留める。スペースはたっぷり。筋引きはスイスイ。目出度く阪和線ダイヤ上下6時間分が完成の運びとなる。予想外だったのは、下の模造紙に引いた特急・快速の筋が見えづらいこと。A3サイズどうしを糊付けしたため、どうしても4枚重ねの部分が生じてしまう。2枚目の7時間ダイヤ作成には更に細かい文字を使用し、トレーシングペーパー作戦は中止にしようかと思った矢先、「みずほ」603、「きりしま」14、「きりしま」11、「さくら」570の各指定席券入手の報に接する。出かけるまでに1ヵ月ある。ここは一つ、山陽・九州新幹線日豊本線鹿児島中央・宮崎間)を仕上げてから実際に乗車するか、との思いを抑えきれなくなる。「さくら」570なら、鹿児島中央・新大阪間で54本の列車とすれ違う。時速300キロどうしなら16両編成でも車窓を通過するのに2秒少々しかかからない。目視での確認など無理だが、ダイヤグラム持参なら「素性」はたちどころに判明。わくわく。筋引きに早速取りかかる。結論から言うと、山陽・九州新幹線のダイヤは単純。面白みに欠けるうらみがある。本数も阪和線に比べて半分以下。日豊本線に至っては、宮崎自動車道並みにがらがら。「きりしま」11がすれ違うのは、たったの7本。寂しいが、青井岳・山之口間にある楠ヶ丘信号場(単線区間に設けられた列車交換のための施設。駅ではない)では6764Dとの交換が見られるし、加治木では「はやとの風」4との行き交いも堪能できる。本数は少ないが、楽しみがない訳ではない。ダイヤグラムががら空き故、日南線南宮崎志布志間88.9キロ)をついでに片づけ始める。中国高速列車事故並みに具合の悪い数字を発見するのは、その直後。JTB時刻表2011年7月号に於いてのことである。


それでは、本日のシャッフルクイズ。


『歯形がない信濃(ハガタガナイシナノ)』


今度会ったら、答えを言ってね。
ヒント:女に甘い。